あみーご@HSP情報発信

保育士を目指しているHSP😌

認知症に無頓着な家族に渡すといい本

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身内に認知症の人がいても、
・他人事のように思う
・協力してくれない
・知ろうともしない

こんな家族いませんか?

 

実は私の父もこのタイプで
おばあちゃんの認知症を甘く見ていました。

 

「危機感を感じていない家族に危機感を感じる」状態になり、
相当参ってしまったので
マンガで認知症を「知ってもらう」ことから始めました😊

 

 

↓音声で聞きたい人はこちら

stand.fm

 

▼目次

 


【📚笑う介護。】


著者 岡崎杏里
イラスト 松本ぷりっつ

笑う介護。 (sasaeru文庫)

笑う介護。 (sasaeru文庫)

 

 

岡崎杏里さんは20代にして
認知症の父
卵巣がんの母
脳梗塞の犬
を介護することになり、

 

・それまでの経緯
・介護疲れによるうつ病
介護保険を申請
・ヘルパーさんと介護
など


松本ぷりっつさんの可愛いイラストと共に

コミカルに描かれています😊

 

文章もありますが、

所々イラスト4コマ漫画みたいなのが入っているので
本に慣れてない人も読みやすいですよ♪

 

 

 

認知症の父】


岡崎杏里さんのお父さんは50代という若さで

認知症になりました。

 

元々甘いものが大好物なお父さんは
自営業で休みがないストレスで、毎日ドカ食い。w

 

バケツサイズのアイスから始まり、
お土産に貰ったおまんじゅうひと箱を一人で食べて・・・
挙句には、

白いご飯にミカンの缶詰をかけた特性ねこまんまが大好きだったそう。

 

こんな毎日を送っていたら、ある日大事件が起きます。

 

いつものようにクッキーを食べていたら

突然大きないびきをかき始める。
いつもより大きいな~なんて思ってお父さんを覗いたら
顔を真っ赤にして息苦しそうにしてる!!

 

慌てて救急車を呼んで病院に🚑💦

 

案の定クッキーによう血糖値の急激な上昇で
血管が破れてしまったよう。

 

そこから何度も繰り返してしまい、
わずか50歳で、
脳血管障害による認知症に。

 

認知症って、高齢かつ脳の萎縮によるもの

わりと一般的に知られているんですが
このように若年でも糖尿病がキッカケ

認知症になることもあるんですよね。

 

 

 

【介護疲れでうつ病


まだデイサービスの存在も知らない岡崎さんは、
入院している母のお見舞いをしつつ、

たった一人でお父さんの介護。

 

糖尿病なのに甘いもの依存症のお父さんは

隠しても隠しても甘いものを見つけては食べ・・・
毎回注意すると喧嘩に発展し、最後には水のぶっかけ合い(;^ω^)

 

そりゃストレスにもなりますよね・・・💦

 

岡崎杏里さんはだんだんとうつ病になります。
精神科の先生に「お父様は介護保険に入っていますか?」と聞かれ、

そこから介護サービスを受けようと決意します。

 

 

 

【介護サービスは受けないと言い張る母】


ここで厄介なのが、卵巣がんお母さん。


入院中だから岡崎杏里さんの話を聞くだけで

そこまで認知症に関して深刻に感じておらず、


「わたしが退院するまでちょっとは我慢しなさいよ。


と他にも言われ、

サービスを受ける本人じゃないのに拒否します。(;^ω^)

 

これ、介護問題あるあるなんですが、

やっぱり介護にかかわってないと他人事と思うんですよね。


ましてやお父さんも50代で急に認知症になったわけなので、

認知症になったということでさえも受け入れられない気持ちもよく分かります。

 

ただ、

介護のストレスで過呼吸になりぶっ倒れたりする岡崎杏里さんは

もう限界を超えている。


見かねたご近所さんが、お母さんを一喝してくれ、ようやく目が覚めて(笑)

お父さんへの介護サービスを受けるようになり、
やっと落ち着いた生活が送れるようになります。😌

 

 


【協力あっての介護】


とくに家で介護をする「在宅介護」
家族間でする介護になってしまい、世界が狭いので
そりゃあそりゃあーかなりストレスが溜まります😣💦


とにかく、どこに電話して相談したらいいかも分からない。

 

なので、うつ病になって限界になって

精神科に通うようになってから

ようやく介護保険に入るケースが多いです。

 

 

 

【血が濃いほど受け入れにくい】


表現がこれで合っているか分かりませんが、
例えば親が認知症になったら、その子供は受け入れにくいです。
しっかり育ててくれた親が認知症になんてなるわけない・・・と。

 

私の場合は孫なので、

血は薄いというか関係的にいっこ壁があるというか。
だから客観的に見れるんですよね。

 

初任者研修(ヘルパー2級)の資格を取って、老人ホームで数か月働いた経験もあるので
ある程度認知症の理解はあります。

 

でも、認知症の知識がないと
なんとかして「治そう」と思ってしまったり、
「これ以上進むことはない」と危機感を感じないんです。


そうゆうときは、介護の実話を書いた本を渡すのがベスト。

でも、本に慣れてない人は、マンガから入るのがオススメです。😊

 

実際、

父にこの「笑える介護。」を渡したらゲラゲラ笑って🤣

「デイサービスって介護保険だっけ?」ってちょくちょく聞いてくるようになり、
「またほかにもあったら貸して😆」って言うようにまでなりました!


認知症「理解する」のは時間がかかり、難しいですが
まずは「知ってもらう」ことが第一ステップだと思います。


同じく、認知症の身内がいるのに無頓着な家族で困っている人いましたら
マンガを渡してみるのはいかがでしょうか?


少しでも協力しあえる関係になれますように😌

 


あみーご